2010年10月4日月曜日

毎日の食事が勝てる体を作る! 勝てる献立シリーズ
―埼玉県 埼玉栄高等学校 駅伝部 編―

9月23日、全国高校駅伝において男子は16年連続30回の出場、女子は3年連続19回の出場を誇る、名門 埼玉栄高等学校 駅伝部の保護者の皆さんを対象に栄養セミナーを開催しました。


通常練習日の献立を作成!

朝練習、午後練習のある通常練習日の献立を、料理写真カードより選んで組み立てていただきました。
献立完成後、長距離選手にとっての理想の食事バランスを男女別に紹介し、組み立てた献立と比較していただきました。


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試合前の食事は糖質補給がポイント!

持久系スポーツ選手にとって、試合までの糖質のとり方は当日のパフォーマンスに影響を与える重要なものです。基本の食事から、具体的にどのような工夫をすれば理想の糖質量が摂れるかを説明しました。




気になる水分補給、ウエイトコントロール法について

アスリートは、体重の2%の水分が失われるとパフォーマンスに悪影響が表れるため、適切な水分補給を行うことは非常に重要な意味を持ちます。1時間当たりの水分補給量を計算式から求めていただき、水分補給の目安量を確認していただきました。
また、長距離選手にとって関心事項の高いウエイトコントロールについて、主食を食べずにコントロールすることの危険性についてもお伝えしました。




参加者の声
  • とてもわかりやすい説明でした。娘は少食で貧血があるので、栄養にそれなりに気を遣っていましたが、勘違いしていることが多々あることがわかりました。栄養の大切さは痛感しているので、今後実践してみます。今日はどうもありがとうございました。(1年生女子 保護者)
  • 知りたいことが多くあったので、大変参考になりました。ぜひ、チャンスがあればまた伺いたいと思います。ありがとうございました。(2年生男子 保護者)
  • とても勉強になりました。今日から気を付けていこうと思います。子どもと一緒に聞きたかったです。(1年生女子 保護者)
  • 現在3年生で、1年生の段階でこのような講習を受けたかったと思いました。食事はやはり大切だと実感しました。ありがとうございました。(3年生男子 保護者)
  • 貧血予防のため、どうしてもサプリメントに頼ってしまっていたので、食事でバランス良く栄養が摂れるよう気を付けたいです。食事のとり方などとても参考になりました。ありがとうございました。(3年生男子 保護者)