7月23日、銚子市内の小学校・中学校の養護教諭の先生方を対象に栄養セミナーを開催しました。
試合当日の「理想」のお弁当を考えてみましょう。
実物大の料理写真カードを使い、試合当日にパフォーマンスを十分に発揮するためのお弁当をグループごとに考えていただきました。↑画像をクリックすると拡大します。
試合前のお弁当の「黄金比」と、効果的にパフォーマンスをアップさせる毎日の食事を紹介。
どの料理をどれくらいの割合で食べるかというお弁当の「黄金比」についてご紹介しました。また、試合期の食事のとり方はあくまで「応用編」であり、毎日の食事というが基本があってこそ効果が期待できるものであることをお伝えしました。
また、参加者の方より、「野菜ジュースは、野菜を食べる代わりになるのですか?」「果汁100%ジュースは、オレンジジュースが良いと聞きますが、他の果物ではあまり良くないのですか?」など、先生方が現場で感じられている疑問に対しても回答させていただきました。
実感!正しい水分補給!
気温が高い場合や長時間の練習など、環境やトレーニングの内容に応じて水分補給のドリンクの種類を変えることが熱中症の予防を始め、コンディションを良好に保つことに欠かせません。実際にドリンクを試飲しながら、正しい水分補給方法を実感していただきました。
参加者の方からは、「スポーツドリンクを飲む際は、薄めたほうが良いのですか?」「熱中症予防のためには、どのようなドリンクが一番効果的なのですか?」などのご質問をいただき、熱中症予防対策としても水分補給への関心の高さがうかがえました。
参加者の声
- 自分たちで考えて作るお弁当は、子どもたちにさせてみたら良いなと思いました。楽しみながら学ぶことは大切ですね。スポーツ栄養学にも興味を持ちました。もう少し学んでみたいです。わかりやすく、丁寧に教えていただき、ありがとうございました。(30代、女性)
- お弁当の選び方については、こちらも考えながら選択をし、正解の理由を明確にしてくださり、納得のいく内容でした。生徒を指導していく場面で、活用させていただきたいと思います。水分のとり方は、今、本当に必要な情報だったので明日から実践させていただきます。(40代、女性)
- 運動をしている子どもがいるので、スポーツドリンクについては興味を持っていた。2ℓのジャグ等を持って行って、試合の時は全て飲み、追加をするようなこともある。糖分の摂り過ぎではないかと感じていた。薄めない方が良いという話もどこかで聞いたので、どうしたら良いのかと迷っていた。本日の講習でどのようにしたら良いか、とてもよくわかり、良かったと思う。(40代、女性)
- とれもわかりやすい資料と講義をありがとうございました。水分のとり方は、特に参考になりました。熱中症の予防ということで、学校で職員に話したいと思います。また、試合までの食事のとり方は子どもたちに学んでもらいたい内容だと思いました。ありがとうございました。(40代、女性)
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